コラム ~様々な呼吸法  その1

2012-01-16

当院では、よく「呼吸を意識的にしてください」というお話しを、呼吸の重要性を強調していますが、その目的は、「呼吸に意識をもっていくことで、思考・感情から遠ざかり、心身ともにリラックス状態にさせること」です。

いろいろなことを考え、様々な感情を常に感じて生きている状態は、心身ともに緊張状態(力が入っている状態)を生みだします。みなさんは日常的に、常にこのような状態にあるため、緊張していることに気づかず、それが当たり前の状態になっています。

肉体にでる症状や、肉体で感じる疲れなどは、すべて思考・感情が原因となっているのです。
世の中には、たくさんの呼吸様式、呼吸リズム、呼吸システムが存在しますが、ここでご紹介するのは、呼吸の中のいくつかの点に気づきながら行うものです。

基本的には、鼻から吸って、鼻からはきますが、呼吸の始まりを、はくことから始めます。口からでも鼻からでもかまいませんが、最初は息をはききることから始めてください。
そして、腹式呼吸をしようとするのではなく、ただゆっくりと静かな呼吸をするように心がけてください


① ただ呼吸を観察する。

呼吸には、はくこと・吸うことの2つが存在します。
息をはき出すときは、からだが収縮します。息を吸うときは、からだが拡大するので、「からだが縮んでいく様子、膨らんでいく様子」をただ観察したり、「今、私は息をはいています、今、息を吸っています。」と、観察しながら呼吸をする。あるいは、「吸うときの音、はくときの音をききながら」呼吸をするというように、ただ無意識に呼吸をするのではなく、呼吸に存在するいくつかのポイントに意識を置き呼吸をします。

② 息をはききって、吸うことに移り変わる瞬間の間、息を吸って、はくことに移り変わる瞬間の間に意識を置き、その「間」を観察する。

別の言い方をすると、息が下降から上昇に転じるとき、そして上昇から下降に転じるときの瞬間。または、息がすべてはき終わり、ひとりでに止まるとき、あるいは息がすべて吸い終わったとき、そのような時が止まる瞬間を観察する。


好きなもの、出来そうなものを一つ選んでください。このように呼気と吸気が移行する2つのポイントを意識して行ってください。

呼吸に意識を置くと、思考が過去や未来に行くことなく、「今ここ、この瞬間」にいることができ、そのとき初めて、緊張が解放され、安らぎが生まれます。

日々忙しい仕事や日常生活に疲れた時、考えすぎている時、不安な時、朝起きた時、寝る時、いつでも行ってください。そして、以前よりも、肉体、思考、感情、に余裕が出て、意識が変化したことに気づきましょう!

 

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